孤独を解消したのは1人の時間だった
最近、心の調子がよくない。
今まで好きだった音楽が聴けなかったり、何かに打ち込むことができない。
原因はわからない。仕事が忙しすぎるせいだろうか。
夜寝る前、どうしようもない孤独が襲ってくる
朝起きた時、孤独感の恐怖で目が覚める。最悪な毎日。
何一つ、不足がないはずなのに。
珍しく予定がない日々が続き、2週間1人でいる時間ができた。
もともと1人でいる時間が好きすぎて、学生時代は飲み会の誘いを断っていたくらいだったのに。
最近の孤独感のせいでこの週末を乗り切れるのか不安で仕方なかった。
楽しいドラマを見る気力も起きない日々だったけど、
大好きな若林さんがでている番組「LIGHT HOUSE」をがんばってつけてみた。
若林さんと星野源さんが日ごろ思っていることを話す番組だった。
気持ちに蓋をせず、気持ちをどんどん言語化していく内容が爽快だった。
共感できないこともあったけど、こんなに素直に自分の気持ちを表現していいんだと。すごくすごく救われた。
恵まれた日々に孤独を感じていたのはなんでだろうって考えたけど、
恵まれた日々に辛いなんて言ったらいけないってどこかで思ってたのかもしれない。
会社の同期には根明の人が多くて(見かけ上だけかもしれないけど)、自分の失敗を笑い話にして乗り越えていける人たちだった。
私には理解できない話をみんなが共感して笑い合ってる。
会話の内容自体が不快なものではないし会社の人もいい人ばかりで、だからこそ、この違和感を感じてはいけないと思ってた。
私は違うと言えなかったし、言いたいとも思わなかった。
自分の価値観なんかに自身がない私は、自分の考えがだめだと思っている。
みんなのように失敗を笑い話にできないから、仕事のストレスが解消されないんだ。とか。
できないことなんて気にしちゃだめだ。とか。
そんな小さい小さいストレスが溜まっていって限界値を超えてしまったんだね。
若林さん、源さんみたいな超エリートでも、私と似たことを思っている。
この価値観を持っててもいいんだと思ったら救われたし孤独から解消された。
そういえば、昔から1人でいる時の方が孤独を感じない。
自分の考えに向き合って、そんな自分も大丈夫だと思えるから。
でも私はやっぱり自信がないから、人と繋がることでまた孤独を感じてしまうんだろうな。
不器用な人だ。
人生の取捨選択
みんな自分が欲しいものを手に入れるために頑張っている。
お金、地位、名誉、そんな大きなことでなくても
最新のゲーム、コスメとかなんでもいい。
とにかく欲しいもののために努力していることは素晴らしいことだと言われているし、誰も疑問に思わない。
でもそれが、人間関係や恋人になると違うらしい。
自分の将来の理想像を掲げて「○○みたいな人と結婚したい」という人がいれば
「それは結婚と結婚してるだけだ」とか、「そんな高望みするな自分の価値を知れ」とか怒る人がいる。
たしかにその通りな気もするし、自分が欲しいものを手に入れたいと思って何が悪いのだろうと思ったりもする。
欲しいものが「人間」になると、みんな自分の中にあるロマンや善意を押し付けて「本物の愛」とか言ったりしてくる。
自分の考えは美しいものだと言われている気がする。
自分が条件とかで人を選んでしまうのが悪という感情が芽生えてくる。
それってなんでだそう。
生物学的にはどうやったら説明できるだろう。
人が良いものを手に入れたときに蹴落としたくなる というのも少し違う気がする。
この議題は、今年の課題にしてみよう。
足りないもの
私に足りないもの
相手の立場に立って必要なものを考える力、判断力と決断力、自信、愛嬌
入社して1年。
いつも同期と比べてしまい、劣等感がある。
私の身近な同期はとっても気が利く。
一緒に仕事をしていても、私が気が付くことは同期はすでに思いついて実行している。
仕事の理解度も圧倒的に早いし、上司から言われたこと+αのことができていると感じる。
一方私は、一回で上司の言うことは理解できないし、言われたことをそのまま実行するだけで精一杯。
むしろ言われたこともやれていない。
私の同期がさらに最強なのは、ノリがよく愛嬌がよいこと。
飲み会では、上司の冗談に上手に乗っかり、場を盛り上げることができる。
もちろん、同期ができすぎるのであって、私も精一杯頑張ればそれでよいと思う。
ただ、やっぱり評価は相対的。絶対評価が主流になっても、比べられる評価は絶対に残ると思っている。
(そもそも、絶対評価ってなんだろう。。。)
私が提供できている価値って何だろう。
会社にいて自分の存在意義がわからない、一年目に誰も価値なんて求めていないってことは頭ではわかっている。けど。
どのような行動をとったら相手が助かるのか、そんな視点が私は弱いと思う。
もし、思いついたとしてもそれを実行する勇気もない。
こんなことして嫌がられたらどうしよう。逆に迷惑ではないのか。そんなことを考えすぎて実行しようと決心したころには遅い。
絶望期
今、すごく絶望している。
世間から見たらただの失恋なんだけど。長く付き合っていた彼氏と別れて絶望。
別れた理由を簡単にいえば「結婚の価値観が合わなかった」なんだけど、そんな簡単な一言で表せるほど
カップルの揉め事って単純じゃない。
私は基本的に計画を立てて前に進んでいくことが大好き。目標を立てて達成していくことにやりがいを感じる。
目標はなんでもいい。海外に行くために貯金するとか、ピアノ曲を完成させるとかそういう簡単なもの。
彼は、当日にその日の気分で行動する。
本当に真逆の2人。
どちらが正しいとか、間違っているとかそんな基準はないと思っている。
私は彼の柔軟性を尊敬していたし、彼は私の計画性を褒めてくれていた。
でも、違う人間がずっと一緒にいることはすごく難しい。
私は彼が将来の計画を立ててくれないことにもどかしさを感じでいた。
何度話を持ち掛けても「その時になってみないとわからない」という答えしか返ってこなかった。
その日の予定をその日に決める彼にとってそれは当たり前の返事だし、将来を考えるなんてすごく意味の分からないことだったんだと思う。
でも私には、「結婚」は「あなたと一生一緒に人生を歩みたい」っていう最大の愛情表現だと思っている。
私は彼となら、一生一緒に戦っていけると思っていたし、楽しいことも辛いことも共有していきたいと思っていた。
彼もそう思ってくれていたみたいだけど、それが「結婚」には繋がらないらしい。
「お互いに好きならずっとこのまま一緒にいればいいじゃん」って考えみたい。
そんな価値観の違いを受け入れて半年くらい生活してきた。
その間もなんどか「結婚」の話は出た(私から出した)けど、やっぱり話は進まなかった。
だんだん、自分だけが彼を求めている感じがして、虚しくなってきた。(だって結婚が私にとって最大の愛情表現だから)
それから結婚後のことを考えるようになった。
結婚はゴールじゃないから、結婚後のことを考えてみよう。
私はこれからも、相手の自由に合わせて生きていくのか?
それは好きな相手だからいいんだろうか?
私の価値観はいつ尊重されるんだろう?子供ができたらなにか計画してくれるのかな、真剣に話し合ってくれるのかな。
まだ起きていない不安が巡り巡ってくる。
こんな不安があっても、彼はその日のことしか考えないから、この不安に寄り添ってもらうことはできない。
そんな不安と葛藤が何か月も続いた時、今、自分が幸せじゃないことに気づいた。
彼といる時は最高に楽しい、これからも一緒にいたい、けど、今の私は幸せじゃない。
変なことを言ってるかもしれないけど、そんな感情だった。
だんだん彼といる時も、「不信感」や「疑問」を持つようになってしまって、結局お別れした。
この判断が正しかったのか全く分からない。
でもとりあえず、自分の気持ちに従ってみた。
数年後の私に、この判断が正しかったのか聞いてみたい。
大人はみんな敵
私は初めてのテストでわざと間違えた。
子供の頃、わざと間違える癖があった。
田舎で育った私は、大人になった今でも、田舎独特の田舎民にしかない感性が抜けない
母校の小学校は、広大な敷地の中にポツンと建っていた
広い校庭、グラウンド、畑、公園、1km続く土手と田んぼ、全てが敷地で、
休み時間に遊びに行くと、遠すぎるあまり、時間内に教室に戻れなかったりもした。
入学式当日、入学おめでとうテストがあった。
内容はとても簡単なもので、すぐに解き終わってしまった。
教室はずっと静かで、変な時間だなと思った。
テストがなんだかよくわかってないけど、大人に何かを測られているという感覚はあった。
テストの答えを全部解き終わったとき、なぜかすごく恐怖を感じた。
私はすぐに自分の解答を消して間違った答えを選んだ。
自分ができることを知られるのが怖かった。
複数人の大人が常に私を監視しているという感覚があった。
すごいねーって褒めてくる大人の目は、いつも笑っていなくて嘘くさくて嫌いだった。
私の親は決まって、「いやいや、すごくないですよ」って答えるから、別にすごくないんだなーと思ってた。
なんで思ってもいないのに、すごいねーって言うんだろう。
大人はみんな嘘つきで、みんな怖い。
ライバルのあの子
今日、6年前の夢を見た。
6年前、私はまだ高校生で、大学受験真っ盛りだった。
当時の私は、自分のほぼ全ての時間を勉強に捧げて、死に物狂いで勉強していた。
ご飯を食べる時間も、髪を乾かす時間も、トイレにいる時だって勉強していた。
今思えば、そんな信念と気力がどこから湧き出ていたんだろう。
とにかく、勉強が全てだった私だが、優秀な生徒ではなかった。
特に英語の授業は全くついていけなかった。
先生が言っていることがわからない。
周りの生徒は、みんなスムーズに答えていくのに、私が答えている時だけ沈黙の時間が流れることが多々あった。
優等生でもないくせに、ちゃっかりとプライドだけは持ってる私にとって、その時間は苦痛でしかなかった。
負けず嫌いな私は、英語の授業がある日は特に、もっともっと勉強した。
次こそ絶対に授業で自信を持って答えるんだと、それを目標にしていた。
でも、そんな日は結局来なかった。
私は英語を克服できなかった。
そんな苦い思い出が、夢で再現された。
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私は小・中・高校で同じ学校に通っていた親友の子がいた。
その子は、小さなころから頭が良かった。
何もない外でみんなが楽しめる遊びを考えたり、面白い詩を作ったり、難しい本を読んでいたり
秀才というよりは、天才だった。
真面目でなんの面白味もなかった私にとって、その子は憧れだった。
その子の真似ばっかりしていて、何とか自分にも自分らしさが欲しいと思っていた。
小学・中学生の時は、勉強を教えあったりして楽しかった。成績も五分五分だったんじゃないかな。
もう少しで追いつけそうだったその子は、高校生になって突然、手の届かない存在になった。
その子は、高校になってさらに頭が良くなった。
成績は常にトップクラスで、授業にすらついていけない私とは大違いだった。
いつ、どこで、こんなに差が開いてしまったんだろう。
今からどうやったら、追いつける?もっと勉強すればいいのだろうか?
すでにトイレでも勉強してるのにどうやって.......
その子は、授業で答えられないなんてことは絶対になかった。
同じクラスだった私は、毎日毎日、惨めな思いになった。
そして、夢の中で、ノートを「ぐしゃぐしゃっっ」っと勢いよく丸めて
鳴き声とも叫び声とも言えない、奇妙な音を発して私は椅子から崩れ落ちていた。
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偶然にも、その子と私の志望校は一緒だった。
もちろんその子は、余裕で合格し、私は落ちた。
6年経った今でも、あの頃の夢でうなされている。自分でも驚いた。
あの頃のトラウマを拭えるほど私が成長していないという証なのかもしれない。
私はずっとライバルだと思っていたけど、その子にとって私はどんな存在だったんだろう。
意識すらされてなかったと思うと、あまりに虚しい。
高校卒業から数年後、その子と会う機会があった。
久しぶりに話したけど、仲の良かったころとは、違った雰囲気があった。
高校の頃から少し変わったなと感じていたが、それを確信した。
遊び心満載で、田舎っ子で、くだらないことも、相談も何でも言い合えたあの子は、
おしとやかで上品で、隙のない美人になっていた。
そんな彼女に対しても、憧れを持ってしまった、と同時に寂しかった。
私が無意識にあの頃から壁を作ってしまったんだろうか。
彼女と本音で語り合いたいし、また一緒に笑い合いたい。
きっとこんなことを思っているのも私だけなんだろうな。
結婚の意味
結婚する意味はなんだろう。
今まではずっと謎だった。
結婚は必要なのか。
私は将来がとても不安だ。
1 人でいても全く寂しくないというほど強くはない。
将来、誰かと一緒に過ごしたい。安心したいという思いがある。
ただ、その気持ちが結婚には繋がらないと思っている。
その考えは、寂しさを埋めて欲しい、温かい家庭を作りたいという期待を
相手に持つことに繋がってしまう。
そもそも、幸せや温かい家庭の定義は、個人で異なるし。
家事を分担できなかったり、たくさんお出かけができなかったり....
こんなはずじゃなかったといつか後悔してしまうかもしれない。
相手の行動に不満があったとしても相手は悪くない。
家事をしないのも、出かけないのも相手の自由だ。自由を奪うことはでない。
誰かといるのに孤独を感じてしまうかもしれない。
結婚したって離婚することも十分にあり得る。
結婚によって寂しさを埋めることはできないのではないか。私はそう考えてしまう。
そうだとしたら、相手のことが大好きだから結婚するのだろうか。
この理由には納得できる。大好きな人とずっと一緒にいたいと思うのは普通の感情だ。
ただ....お互い大好きで、今も一緒にいられる・同棲しているという状態なら
あえて結婚する必要はない気もする。
最近は、事実婚とか色々な形が増えているのも納得できる。
私は、結婚する理由は、「日本で生きやすくするためだ」という考えに至った。
法律にはあまり詳しくないが、手術の際など家族でないとサインできないというケースも多い。
相手に何かあったとき、自分が少しでも力になれるように結婚するのかもしれない。
子供についても同じだと考えている。
結婚しなくても子育てをすることは物理的に可能だ。
でもやっぱり、結婚していなければ子育てにおいても大変なことがたくさんあるだろう。
私は結婚した経験がないから、結婚について何もわかっていないのかもしれない。
もし、結婚したら、数年後に振り返って今と考えが変わっているのか確かめたい。その時が楽しみだ。