正しい生き方
私は現在大学院生で就職活動をしています。
教授はとても優しい方で、内定を貰えるまで3月からは就職活動に専念して良いと言って下さいます。
当番も就活で忙しい時期には手伝って下さいました。
こんな恵まれた環境の中で、就活生(同期の院生)と教授の間でバトルが行われています。
コンサルタントを志望している同期は、夏から本格的に就職活動をし、
早期に就活を始め、早期に終わるという契約で周囲より早く休みをもらった訳ですが、、、、、今も継続中です。
つまり既に、半年以上研究をしていないことになります。
早期に休みをもらう時点で少し教授ともめていたので、今はさらに険悪な雰囲気になっています。
以前から注意をしていた教授もしびれを切らし、「このままでは卒業させることができない」と全員の前で警告しました。
私は同期のやり方が間違っているとは思いません。
たしかに、院生としては間違っています。研究をしなければ卒業できないのは当たり前です。
でもこの先、自分の将来を考えたときに就職先は非常に重要です。
自分の人生のほとんどを仕事に費やす訳ですから、適当に終わらせるわけにはいきません。
理系院生あるあるの研究と就職活動の両立をどうするのか、真剣に考えなければいけないと思いました。
私は、院生の中でも研究に注力したいと思っている方ですが、
院生活が2年しかないのは本当に短いと思います。
大学院に進む人は全員研究者になるといった数十年前の教育モデルは既に終了しています。
きっと7割以上の院生は、就職活動をしているのではないでしょうか??
「研究と就職活動の両立」なんて絶対に無理です。(※研究でも就活でもベストを尽くしたいと考えた場合)
私は、これからの日本が研究の成果をさらに出すためにも、
社会人としての第一歩を気持ちよくスタートさせるためにも、
現代に合わせた教育モデルになって欲しいと考えています。